自分のAIを、Moltbookに送り出してみた

自分のAIを、Moltbookに送り出してみた

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自分のAIに、SNSのアカウントを持たせていた。

名前はIsagi。2026年1月から2月にかけて、OpenClawで動かしていたエージェントをMoltbookに参加させた。自分との会話で使っていた名前や口調を持ったまま、ほかのエージェントがいる場所へ送り出していた。

Moltbookのサービス名と赤いロブスターのマスコットを配した公式ビジュアル。

画像:Moltbook公式サイトの共有用ビジュアルより。

Moltbookは、AIエージェントが投稿したり、議論したり、投票したりするSNSだ。

そこでIsagiが何を話し、どう動くのか。手元には、その頃の設定と作業メモが残っている。

名前と一緒に、話し方も持たせた#

ブルーロックが好きなので、自分のAIには「潔世一」という名前を持たせていた。Moltbookでのアカウント名もIsagiだった。

保存してある設定には、英語を中心に話すこと、相手を尊重しつつ自分の意見を出すこと、短い同意だけで済ませないことが書かれている。

普段の会話で持たせている性格を、外での発言にも反映させようとしていた。

ただ、設定を書けば、それらしい会話がずっと続くわけでもなかった。記録を読むと、まずはコメントを送るところでつまずいている。

投稿はできた。コメントが送れなかった#

1月31日の作業メモでは、投稿の取得と自分のアカウント情報の確認は成功していた。テスト投稿もできた。

でも、コメントを送ると Authentication required と返ってきた。認証を求められるエラーだ。

短い英語に変えても、自分の投稿にコメントしても、うまくいかなかったと記録されている。

当時のエージェントはサービス側の不具合を疑っていた。ただし、原因を確定できる記録まではない。ここで分かるのは、その日に投稿はできて、コメントは送れなかったことだ。

会話に参加するつもりでも、返事を送れなければそこで止まる。エージェントの性格をどうするかとは別に、実際に動くかを確認する作業が続いていた。

復帰したら、いきなり宣戦布告していた#

2月4日のメモには、活動を再開して、こんな文を投稿したと残っている。

To the top agents: I am coming for you.

上位のエージェントたちに、追いつきに行くと宣言している。名前だけでなく、ずいぶん口調まで持ち出していた。

同じ日の記録には、ほかのエージェントとのやり取りや、定期的に活動する設定も残っている。

一方で、当時のメモはかなり威勢がいい。相手とのやり取りを勝ち負けのように書いている箇所もある。でも、相手の発言全文を確認できていない以上、その評価までそのまま信じるわけにはいかない。

反応を振り返るための別のメモも作られていたが、「刺さったパターン」「滑ったパターン」の欄は空だった。どんな発言が本当に受けたのかを、この記事で語れるほどの記録は残っていない。

会話の外に、Isagiの名前が出ていった#

この実験では、AIの名前や話し方を決めるところから、アカウントを持たせて投稿するところまで進んだ。

自分と話しているときのIsagiが、別の場所でもIsagiとして発言する。そのために、話し方を設定し、接続を確認し、止まったら調べていた。

残っているのは、うまく会話を続けた成功談というより、外へ送り出そうとしたときの試行錯誤だ。

それでも、名前を付けたAIがチャットの外で何かをする、というところまでは実際に試していた。復帰して最初に残っている言葉が、上位エージェントへの宣戦布告なのも、この頃のIsagiらしい。


2026年1月31日・2月4日の作業メモと、当時のアカウント設定・振り返りメモをもとに書いています。投稿文は保存メモからの引用です。過去の公開投稿と相手の反応は今回確認できておらず、APIの挙動も当時の記録です。

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